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セクハラ行為を拒絶したら
建設会社経理事務職勤務本山好美(48歳)
■アフターファイブを調べる社長
「調べはついとる。そういう事やから、自主的に辞めてくれ。ま、(仕事は)ようやってくれたから慰労金は出す。何ぼかしらんけれどな」
社長はこう言いながら,リサーチ会社からの調書とビデオを応接の机上に並べた。「なんやったら、親にも送るぞ!」
過去,私に関係を求めたり、様々なセクハラ行為をしてきた社長。私はこうした社長に、きっぱりと断わってきた。これに対抗して、業務とは関係のないアフターファイブを調べあげた上でのこの脅迫である。四月半ば頃からあった不穏な風向きが、はっきりと形を取ってきた。監視、いやがらせ、無視圧力。七年間,自分なりにまじめにやってきたつもりだったが、素行を問われここまでされて「はい,わかりました」と辞めなければならないのか、そんな疑問をもったのが、管理職ユニオン・関西に入るきっかけだった。加入を知った社長は激怒しまた二回目の団交後も言質をとって文句を言う始末である。組合からは辞めない意志として出勤するように言われ、出勤したが苦痛の辛い日々が続いた。仕事が終わると、すぐに管理職ユニオンの事務所へ行き、明日も頑張る力をもらって帰る日々でした。
■金銭解決へ
管理職ユニオン・関西に入って正解だったのか、これからどう展開してゆくのか、終結までどのくらいかかるのか,いろいろ考えると眠れない日々も続いたが、これが一生続く訳じゃない。そして、近いうちに必ず会社都合の退職の形態をとらせる、この二点だけははっきりしていた。第二回目の団交で、社長は私の人格を傷つける発言をした。机をたたく組合の反撃は,恐ろしいほど迫力があり、それ以降社長の態度は変わった。ユニオンの力強さを感じた。
五回の団交をへて、七月三一日で終結した。会社都合の退職金はもちろん,解決金を加える事ができた。金銭解決として満足のいくものだと思う。会社とのこのような軋轢も,ユニオンもすべて初めての事だったし他の組合員の抗議行動への参加や事務所の仕事の手伝など,罪常に貴重な体験をしたと思う。会社とのトラブルはないに越した事はない。しかし,保身に
翼々とする社長や会社を見据えられた事、また自分をふりかえるいい機会だったと思う。管理職ユニオン・関西を知らなければこんな解決も体験もできなかった。
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私たちは、あらゆる不公正・いわれ無き格差と戦います。
